当ブログは、管理人:煮汁の趣味で構成されております。
主に創作・擬人化イラスト等を取り扱っております。
「擬人化」「同性愛」と言う言葉に少しでも抵抗を感じる方は
閲覧をお控え下さいますようお願い致します。
他、私の趣味嗜好として残虐・グロテスク表現が御座います。
当ブログには余り掲載しないとは思いますが御了承をお願いします。
スケコマシ兄ちゃんと変人姉ちゃんでお誕生日ぱーちー⑪
ル:おい煮汁、着替え終わっ…
はぁ~~~~!!
中居君かわいい(*´∀`)
ドラマ楽しみだなぁ~vv
ル:テレビ見てんじゃねえよww 乗っ取るぜ?w
はいはいはい今戻る今戻る!!
↓からBL(ルクキィルク)小説にごぜーます~
***
キィヤナは再び手元の本に目を落とし、そのまま本に集中し始めたのが見て取れた。
隣で読書中のキィヤナを邪魔しないように、邪魔しないように…、と思うルクセヌ。
心中で「邪魔しないように」を30回程繰り返した時にふと気づく。
…俺って存在してるだけでキィの邪魔なんじゃねェ?
…既に手遅れじゃん…。
「…あー、てかさ、キィヤナさん、4月10日ってなんかあったっけ? ただテキトーに言っただけ?」
沈黙に耐えられなくなったルクセヌが聞く。
すると、キィヤナがルクセヌを振り仰ぎ、驚いたように瞠目した。
そんなに驚かれるとは思ってもみなかったルクセヌは、キィヤナに見詰められてどきりと胸が鳴る。
目ヂカラ、ありすぎ…。
ルクセヌの頬がほんのりと彩られたことには気づかず、キィヤナは口を開いた。
「覚えて無いのか…?」
「へ? え、な、何が?!」
「4月10日」
「…なんかあったっけ? エイプリルフールは1日だよな? …」
キィヤナはそのまま口をつぐむ。
少しく俯いたその表情には、呆れと驚き、そしてほんの少しの寂しさが入り交じっていた。
しかしルクセヌは気づく筈も無く。
対してルクセヌは急に黙り込んだキィヤナに戸惑い、おろおろと目線をさ迷わせる。
「悪い、覚えが無い…」
「…」
「け、けど、きっと大切な日なんだよな! あーホンット俺バカだわー」
「…」
「ちょ、今からハニーに聞いてくるわ! マジで! ハニーなら覚えてるだろーしさ! ちょっくら待っててな!!」
そう言うや否や、ルクセヌは慌てて外へと駆け出して行く。
ドアの開閉する音を聞いたところでキィヤナはやっと顔を上げた。
本をぱたんと閉じて窓の外を眺める。
***
ね、ね!?
めちゃイケってさ、中居君の扱いひどいよね!!><
ル:本人も楽しそーだからいんじゃねーのw
…って結局俺まで見せられてるし!
絶対台本通りにやってるんだろーなこれ…
ル:それ以外考えられないだろww
あ、小説は次で完結となりまーす!
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